アメックスの年会費はいつ引き落とし?種類別の金額と分割の可否
アメリカン・エキスプレス(アメックス)のカードを持っていると、年会費がいつ引き落とされるのか分かりにくく、不安になることがあります。結論から言うと、初年度はカードが手元に届いてから2ヶ月後、2年目以降は初年度の請求月日より1ヶ月前倒しで請求されるのが基本です。この記事では、年会費の請求タイミングに加えて、カード種類別の金額、高いといわれる理由、分割払いの可否、法人カードの年会費まで、アメックスの公式情報をもとに整理します。
アメリカン・エキスプレスの公式サイトの年会費・請求タイミングの案内をもとに、種類別の金額と分割払いの扱いを整理しています。公式に公開されていない情報は、その旨を明記したうえで扱っています。
アメックスの年会費はいつ引き落とされるか
アメックスの公式FAQによると、初年度の年会費はカードが手元に届いた日から2ヶ月後に、カード利用分の支払いとあわせて請求されます。2年目以降は、入会初年度の請求日より1ヶ月前倒しで請求される仕組みです。例えば初年度の年会費が6月に請求された場合、2年目以降は5月が毎年の請求月になります。正確な請求月日は、会員本人のマイアカウントで確認できます。
初年度はカード到着から2ヶ月後に請求
初年度の年会費は、入会時期によって請求のタイミングが個人ごとに異なります。カードが届いた日を起点に2ヶ月後の利用分請求と一緒に引き落とされるため、入会直後は年会費がいつ来るか分かりにくく感じやすい時期です。
2年目以降は初年度より1ヶ月早まる
2年目以降は、初年度の請求月日を基準に1ヶ月前倒しした月日で毎年同じタイミングに請求されます。締め日・支払日は利用している金融機関によって異なるため、正確な日付はマイアカウントの請求明細で確認するのが確実です。
- 初年度の年会費請求月日をマイアカウントで確認する
- 2年目以降は前年の請求月日より1ヶ月前を目安にする
- 締め日・支払日は利用金融機関ごとに異なる点に注意する
「今月はなぜ請求が多いのか」と思ったら、まずマイアカウントで年会費の請求有無を確認してみましょう。
アメックスの年会費が高いといわれる理由
アメックスが発行するプロパーカードは、年会費無料の一般カードと違い、どの種類でも年会費がかかります。空港ラウンジやコンシェルジュデスク、手厚い旅行保険、ホテル・レストランの優待といった、費用のかかる特典をまとめて備えている分、年会費が他社の一般カードより高く設定されている傾向にあります。年会費の高さは、特典の充実度と引き換えになっていると捉えると理解しやすくなります。
プロパーカードは無料プランが存在しない
アメックスが自社ブランドとして発行するプロパーカードには、年会費無料のプランが用意されていません。最も年会費が低いグリーン・カードでも月会費1100円(税込、年換算13200円)がかかるため、年会費無料のカードと比べると負担が大きく感じられます。
特典とステータス性に費用がかけられている
コンシェルジュデスクや空港ラウンジ、手厚い付帯保険、ホテル・レストランでの優待は、個別に利用すればそれぞれ相応の費用がかかるサービスです。アメックスはこれらをまとめて会員特典として提供しているため、年会費にその分の費用が反映されていると考えられます。
- 空港ラウンジやプライオリティ・パスの利用
- コンシェルジュデスクへの相談
- 手厚い海外旅行保険・ショッピング保険
- ホテルやレストランの優待特典
カード種類別の年会費を比較する
アメックスの個人向けプロパーカードは、グリーン・カード、ゴールド・プリファード・カード、プラチナ・カードの3段階です。公式サイトの年会費一覧によると、グリーンは月会費1100円(税込、年換算13200円)、ゴールド・プリファードは39600円(税込)、プラチナは165000円(税込)となっています。プラチナは2023年9月に143000円から165000円へ改定されており、以前の金額のまま紹介している記事もあるため、検討時は公式ページの最新表示を確認する必要があります。
グリーンは月会費制で入会しやすい
グリーン・カードは2022年9月のリニューアルで月会費制になり、月1100円(税込)、初月は無料です。年間の総額は従来の年会費13200円(税込)と変わらないため、月ごとに費用を分けて把握したい人に向いています。
プラチナは2023年9月に値上げされている
プラチナ・カードの年会費は、2023年9月の改定で143000円(税込)から165000円(税込)へ引き上げられました。値上げ前の情報が残っているページも見られるため、申し込みを検討する際は公式サイトの現在の年会費表示を必ず確認してください。
| カード名 | 年会費(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| グリーン・カード | 月会費1100円(年換算13200円) | 初月無料の月会費制 |
| ゴールド・プリファード・カード | 39600円 | 年会費制 |
| プラチナ・カード | 165000円 | 2023年9月に143000円から改定 |
年会費が安いアメックスを選ぶ方法
アメックスをできるだけ低い年会費で持ちたい場合、プロパーカードの中ではグリーン・カードが最も費用を抑えられる選択肢です。それでも年13200円相当の負担があるため、費用をさらに抑えたいなら、アメックスブランドの決済網を使いながら年会費が無料または低額な提携カードを検討する方法もあります。目的が「アメックスのブランドで持ちたい」のか「特典を使い切りたい」のかによって、選ぶべきカードは変わります。
プロパーカードで最も安いのはグリーン
アメックスが自社発行するプロパーカードの中では、グリーン・カードの月会費1100円(税込)が最も低い設定です。ゴールド・プリファードやプラチナと比べて特典の範囲は絞られますが、コンシェルジュデスクなど基本的なサービスは利用できます。
提携カードなら年会費無料の選択肢もある
アメックスには、他社のクレジットカード会社がアメックスブランドで発行する提携カードもあり、その中には年会費無料のカードも存在します。プロパーカード特有の特典は限られますが、アメックス加盟店での決済網は共通して使える点がメリットです。
- プロパーカードの特典をどこまで使う予定か
- アメックスのブランド決済網が使えれば十分か
- 年会費と特典利用頻度のバランスが取れているか
| タイプ | 年会費の傾向 | 特典の範囲 |
|---|---|---|
| プロパーカード | 無料プランなし(最安でも年換算13200円) | コンシェルジュデスク等アメックス独自の特典が充実 |
| 提携カード | 年会費無料のものもある | 発行会社独自の特典が中心、決済網はアメックス共通 |
年会費の安さだけでカードを選ぶと、使わない特典に費用を払うことになりかねません。まずは自分がどの特典をどれだけ使うかを整理しましょう。
法人カードの年会費はどうなっているか
アメックスの法人(ビジネス)カードは、ビジネス・グリーン、ビジネス・ゴールド、ビジネス・プラチナの3種類です。公式サイトによると年会費はビジネス・グリーンが13200円(税込)、ビジネス・ゴールドが49500円(税込)、ビジネス・プラチナが165000円(税込)で、いずれも個人カードと似た価格帯になっています。追加カードの年会費は種類ごとに条件が異なるため、従業員分を発行する予定があるなら事前に確認しておく必要があります。
ビジネス・カードの本会員年会費
ビジネス・グリーンは個人向けグリーンと同額の13200円(税込)、ビジネス・ゴールドは49500円(税込)、ビジネス・プラチナは個人向けプラチナと同額の165000円(税込)です。開業直後の事業者でも申し込みが可能で、カードのステータスより会社の利用状況にあわせて利用可能額が設定される点が特徴です。
追加カードの年会費は条件で変わる
ビジネス・ゴールドの追加カードは、付帯特典ありが13200円(税込)、付帯特典なしは無料です。ビジネス・プラチナの追加カードは4人まで無料で、5人目以降は1枚につき13200円(税込)がかかります。従業員用に何枚発行するかで、法人全体の年会費負担は変わってきます。
| 法人カード | 本会員年会費(税込) | 追加カード |
|---|---|---|
| ビジネス・グリーン | 13200円 | 最大99枚まで申込可 |
| ビジネス・ゴールド | 49500円 | 特典ありは13200円、特典なしは無料 |
| ビジネス・プラチナ | 165000円 | 4人まで無料、5人目以降13200円 |
年会費は分割払いにできるか
アメックスの公式情報によると、カードの年会費は分割払いに変更できません。ショッピング利用分は「あと分割」というサービスで後から3回・6回・12回払いへ変更できますが、年会費や加入した保険料、各種手数料、遅延損害金はこの対象外と明記されています。年会費をまとめて用意するのが難しい場合は、分割払いではなく、請求されるタイミングをあらかじめ把握して備えておく方法が現実的です。
年会費は「あと分割」の対象外
「あと分割」は、1回払いで決済したショッピング利用分を後からアプリやウェブで分割払いへ変更できるサービスです。公式ページでは、年会費・保険料・各種手数料・遅延損害金がこのサービスの対象外であると明記されています。
請求タイミングを把握して備えるのが現実的
年会費を分割できない以上、対策としては請求月日をあらかじめ把握しておき、その月の家計に組み込んでおくことが有効です。前述のとおり2年目以降は毎年同じ月日に請求されるため、一度確認すれば翌年以降の見通しが立てやすくなります。
- マイアカウントで毎年の請求月日を確認しておく
- 請求月の前に引き落とし口座の残高を多めに確保する
- 年会費に見合う特典を使えているか年1回見直す
年会費だけ分割できないと分かっていれば、慌てずに済みます。請求月を先にカレンダーに入れておくと安心です。
年会費に見合うメリットがあるか判断する視点
アメックスの年会費に見合う価値があるかは、特典を実際に使い切れるかどうかで大きく変わります。空港ラウンジやホテル優待、コンシェルジュデスクを日常的に使う人にとっては年会費以上の価値になりやすい一方、特典をほとんど使わない人にとっては負担だけが残ります。知恵袋などでも「年会費が高いだけでメリットを感じない」という声が見られ、使い方と支出の相性が合っているかを事前に見極めることが重要です。
特典を使い切れるかで価値が変わる
年会費が高いカードほど、特典を使い切ったときの価値も大きくなります。逆に旅行や外食の頻度が低く、特典をほとんど使わない場合は、年会費だけが負担になりやすいので、自分の生活スタイルと照らして検討する必要があります。
センチュリオン(ブラックカード)は別枠の年会費
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード、いわゆるブラックカードは、日本の公式サイトに申込ページが無いインビテーション制のカードです。年会費や入会金の具体的な金額は公式には公開されておらず、複数の専門メディアでは年会費385000円(税込)、入会金550000円(税込)前後と伝えられていますが、これはあくまで非公式の情報として扱う必要があります。
- 空港ラウンジやホテル優待を利用する頻度
- コンシェルジュデスクに相談する機会があるか
- ポイントやマイルの使い道が自分に合っているか
センチュリオン・カードの年会費・入会金・招待条件は公式に公開されていません。この記事の数字はあくまで専門メディアの記述にとどまり、確定した公式情報ではない点に注意してください。
年会費の高さだけを見て判断せず、自分が使う特典と照らして考えるのが失敗しないコツです。
よくある質問
アメックスの年会費はいつ引き落とされますか
初年度はカードが手元に届いた日から2ヶ月後に、カード利用分の支払いとあわせて請求されます。2年目以降は入会初年度の請求日より1ヶ月前倒しで、毎年同じ月日に請求される仕組みです。例えば初年度の年会費が6月に請求された場合、2年目以降は毎年5月が請求月になります。正確な請求月日は入会時期や利用する金融機関の締め日・支払日によって前後するため、会員本人のマイアカウントの請求明細で確認するのが確実です。
アメックスの年会費はなぜ高いのですか
アメックスのプロパーカードには年会費無料のプランが無く、空港ラウンジやコンシェルジュデスク、手厚い付帯保険、ホテル・レストランの優待といった、個別に利用すれば相応の費用がかかるサービスをまとめて提供している分、年会費が他社の一般カードより高めに設定されています。特典の充実度と年会費が引き換えになっていると考えると理解しやすくなります。最も安いグリーンでも年換算13200円(税込)かかり、最上位のプラチナは165000円(税込)です。
アメックスの年会費は分割払いにできますか
できません。公式情報では、ショッピング利用分を後から3回・6回・12回払いへ変更できる「あと分割」というサービスがありますが、年会費や加入した保険料、各種手数料、遅延損害金はこのサービスの対象外と明記されています。年会費の負担が大きいと感じる場合は、分割払いに頼るのではなく、請求されるタイミングをあらかじめ把握し、その月の家計に組み込んで備えておく方法が現実的です。
アメックスで年会費が安いカードはありますか
アメックスが自社発行するプロパーカードの中では、グリーン・カードが最も安く、月会費1100円(税込、年換算13200円)です。それでも費用を抑えたい場合は、他社のクレジットカード会社がアメックスブランドで発行する提携カードの中に、年会費無料のものもあります。プロパーカード特有の特典は限られますが、アメックス加盟店での決済網は共通して使えます。
まとめ
アメックスの年会費は、初年度がカード到着から2ヶ月後、2年目以降は初年度の請求日より1ヶ月前倒しで毎年請求されます。金額はグリーンの13200円(年換算)からプラチナの165000円まで幅があり、プラチナは2023年9月に143000円から値上げされている点に注意が必要です。年会費は分割払いの対象外のため、請求タイミングをあらかじめ把握しておくことが実用的な備えになります。
法人カードも個人カードと近い価格帯で3種類用意されており、追加カードの条件は種類ごとに異なります。年会費に見合う価値があるかは、空港ラウンジやコンシェルジュデスクなどの特典を実際に使い切れるかどうかで判断するのが現実的です。ゴールドカードとの違いを知りたい方はクレジットカードの年会費と特典の記事、国際ブランドの違いを知りたい方はVisaとJCBの違いの記事もあわせてご覧ください。ほかの記事は記事一覧、サイトのトップはCredit Kingsから確認できます。