au PAYゴールドカードとは 年会費・還元率・元を取る条件を解説
au PAYゴールドカードは、年会費11000円(税込)のかわりにau/UQ mobileの利用料金や国内空港ラウンジといった特典がついたクレジットカードです。通信費や光熱費の支払いが多い人ほど得をしやすく、逆に少ない人には年会費が重荷になります。本記事では年会費や還元率、特典、デメリット、評判、乗り換え方法をCredit Kings編集部が公式情報をもとに整理し、年会費の元を取れる利用額の目安まで試算します。
カード会社の公式サイトや制度の一次情報を確認し、数値や条件に根拠のある記事だけを掲載しています。誤りに気づいた際は速やかに訂正します。
au PAYゴールドカードとは どんなカードか
au PAYゴールドカードとは、KDDIグループが発行するクレジットカードで、au PAYカードの上位に位置するゴールドランクのカードのことです。年会費は11000円(税込)、国際ブランドはVisaとMastercardの2種類から選べます。申し込みは満18歳以上で、本人または配偶者に定期収入がある人が対象です。
通常のau PAYカードとの一番の違いは年会費と還元率です。au PAYカードの年会費は1375円(税込)ですが、au・povo・UQ mobileのいずれかを契約していれば無料になります。ゴールドカードは無条件で年会費がかかる一方、還元率と付帯特典が手厚くなっています。
年会費11000円は固定費です。au/UQ mobileの携帯料金やauひかりの利用料金をこのカードで支払っているかどうかで、得になるか損になるかがほぼ決まります。
年会費と支払いのタイミング
年会費11000円(税込)は初年度から発生し、2年目以降も毎年同額が請求されます。請求のタイミングはカードの発行月や締め日によって前後するため、正確な引き落とし日は会員サイトの利用明細で確認する必要があります。日割りでの返金や免除の制度は公式サイトに案内がありません。
家族カードは1枚目が年会費無料で発行できます。ETCカードは本会員・家族会員のどちらも年会費と発行手数料がかかりません。単身でau回線1本だけを契約している場合と、家族分の回線やauひかりをまとめて支払っている場合とでは、年会費の負担感が大きく変わります。
国際ブランドと申し込み条件
国際ブランドはVisaとMastercardの2種類から選択します。申し込みには満18歳以上で本人または配偶者に定期収入があることが条件です。すでにau PAYカードを持っている人がゴールドカードへ切り替える場合は、満20歳以上に限られます。
- 年会費 11000円(税込)、初年度から発生
- 国際ブランド Visa・Mastercardの2種類
- 申し込み条件 満18歳以上、本人または配偶者に定期収入があること
- 家族カード 1枚目は年会費無料
- ETCカード 年会費・発行手数料ともに無料
| 項目 | au PAYゴールドカード | au PAYカード(通常) |
|---|---|---|
| 年会費(税込) | 11000円 | 1375円(au・povo・UQ mobile契約者は無料) |
| 通常還元率 | 1% | 1% |
| au/UQ mobile・auひかり還元 | 最大10% | ゴールドカードより低い水準 |
| au PAYオートチャージ還元 | 最大5% | 最大1.5% |
| 空港ラウンジ | 国内主要空港+ハワイが無料 | 付帯なし |
au PAYゴールドカードのポイント還元率
au PAYゴールドカードの通常還元率は1%で、税込100円につき1Pontaポイントが貯まります。加えて、au・UQ mobileの携帯電話料金(1回線まで)とauひかりの利用料金の支払いでは、通常還元とゴールド特典が合わさって還元率が最大10%になります。この上乗せ幅がゴールドカードの中心的なメリットです。
通常還元とau回線の還元
スーパーやコンビニなど一般加盟店での支払いは、金額の1%相当のPontaポイントが貯まります。これはau PAYカードの通常還元率と同じ水準です。差がつくのはau・UQ mobileの携帯電話料金とauひかりの利用料金で、ゴールド特典として+9%が上乗せされ、合計で最大10%の還元になります。
au PAYへのオートチャージにも還元があります。au PAYゴールドカードからのオートチャージは最大5%還元で、通常のau PAYカードの最大1.5%より高い水準です。日常の少額決済をau PAY経由に寄せると、この差が積み重なっていきます。
auマネ活プランと組み合わせた最大20%還元
auマネ活プランに加入し、プラン料金をau PAYゴールドカード(または家族カード)で支払うと、条件を満たした初月から12か月間限定で還元率がさらに+10%上乗せされます。通常の1%とゴールド特典の9%を合わせると、最大20%還元になります。
この特典を受けるには、判定の前月末時点でauマネ活プランに加入していることと、au PAYゴールドカード(家族カード)の会員であることの両方が必要です。両方の条件が最初にそろった月から12か月を過ぎると、上乗せ分の+10%は終了します。
最大20%はあくまで12か月限定の上乗せです。「ずっと20%もらえる」と誤解しないよう、期限つきの特典だと覚えておいてください。
| 支払い内容 | 還元率 | 条件 |
|---|---|---|
| 一般加盟店での支払い | 1% | 条件なし |
| au/UQ mobile料金・auひかり利用料金 | 最大10% | 対象回線1回線まで |
| auマネ活プラン加入時の同料金 | 最大20% | 条件成立月から12か月間限定 |
| au PAYへのオートチャージ | 最大5% | ゴールドカード設定時 |
au PAYゴールドカードの特典 空港ラウンジと旅行保険
au PAYゴールドカードには、国内の主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料で利用できる特典が付帯します。搭乗当日の航空券や搭乗案内とカード本体を提示すれば利用でき、追加の年会費や事前予約は不要です。出張や旅行で飛行機に乗る機会が多い人ほど、この特典だけで年会費の一部を実感しやすくなります。
空港ラウンジの利用条件
対象は国内の主要空港とハワイの1空港で、当日搭乗する本人がカードと搭乗券を窓口に提示して利用します。海外の空港ラウンジを幅広く使えるプライオリティパスは付帯していないため、国内出張や旅行が中心の人向けの特典と考えるのが実態に近いといえます。
海外・国内旅行あんしん保険
海外旅行あんしん保険と国内旅行あんしん保険がどちらも付帯します。通常のau PAYカードの海外旅行保険は旅行代金の事前支払いが条件になる利用付帯ですが、ゴールドカードは特に手続きをしなくても補償対象になる自動付帯です。治療費や携行品の破損・盗難、法律上の賠償責任などを幅広くカバーします。
- 国内の主要空港とハワイのラウンジが無料(プライオリティパスは非付帯)
- 海外旅行あんしん保険が自動付帯(手続き不要で補償対象)
- 国内旅行あんしん保険も付帯
- 携行品の破損・盗難、賠償責任などを補償
- 詳細な保険金額や免責は公式の補償規定で確認が必要
au PAYゴールドカードのデメリット
au PAYゴールドカード最大のデメリットは、年会費11000円が無条件でかかることです。au・UQ mobileの利用料金が少ない人や、auひかりを契約していない人は還元額が年会費を下回りやすく、通常のau PAYカードのほうが総合的に得になる場合があります。申し込む前に自分の利用実態と照らし合わせて確認しておく必要があります。
年会費の高さと審査難易度
年会費11000円は、年会費無料のカードや実質無料になるau PAYカードと比べると重い負担です。加えて、au PAYゴールドカードは通常のau PAYカードよりも審査難易度が高いとされており、他社での延滞歴があると通過しにくくなります。審査に不安がある場合は、まず通常のau PAYカードから利用実績を作る方法もあります。
auユーザー以外にはメリットが薄い
au・UQ mobile・auひかりを契約していない人にとっては、還元率10%の対象支払いがそもそも存在しません。一般加盟店での還元率は1%にとどまるため、年会費11000円を一般利用だけで回収するには年間110万円の決済が必要になり、現実的ではありません。
au回線もauひかりも使っていない状態で年会費だけを払い続けると、実質的な赤字になります。申し込み前に自分の毎月のau関連支払い額を確認してください。
審査に通りやすいカードの一般的な条件は、クレジットカードの審査に通りやすい人の特徴でも整理しています。他社借入や延滞の状況を事前に見直しておくと、au PAYゴールドカードの審査にも役立ちます。
年会費11000円の元を取る条件
年会費11000円は、au・UQ mobileの携帯料金とauひかりの利用料金をゴールドカードで支払ったときの還元(最大10%、マネ活プラン適用時は12か月限定20%)だけで回収できるかどうかがひとつの目安になります。月々の対象支払い額別に、年間の還元額と年会費との差を試算しました。一般加盟店での買い物分は別枠の還元になるため、ここでは含めていません。
月々の利用額別シミュレーション
前提は、au・UQ mobile料金とauひかり利用料金の合計をすべてau PAYゴールドカードで支払い、その他の一般加盟店での還元(1%)は含めない、という単純化した試算です。実際の還元額は利用状況によって変わるため、あくまで目安として見てください。
| 月々のau関連支払い額 | 年間還元額(10%換算) | 年会費11000円との差 |
|---|---|---|
| 3000円 | 3600円 | -7400円 |
| 6000円 | 7200円 | -3800円 |
| 9200円 | 11040円 | +40円(損益分岐の目安) |
| 15000円 | 18000円 | +7000円 |
試算では、月々の対象支払いが9200円前後を超えると還元額が年会費11000円を上回り始めます。家族回線をまとめて支払っている世帯や、auひかりも合わせて契約している人は、この水準に届きやすくなります。
元が取れないケース
単身でスマホ料金だけが月3000円台の格安プランの場合、還元額は年間4000円に届かず、年会費11000円を大きく下回ります。このケースでは年会費無料の通常au PAYカードや、他社の年会費無料カードのほうが総合的に有利です。
- au・UQ mobile・auひかりのいずれも契約していない
- スマホ料金が月3000円台以下の格安プランを使っている
- 家族回線をゴールドカード1枚にまとめていない
- 空港ラウンジや旅行保険をほとんど使う予定がない
- 年に数回しかクレジットカードを使わない
年会費そのものが持つ意味については、クレジットカードの年会費とメリットの関係でも解説しています。au PAYゴールドカード以外の選択肢と比べる際の参考にしてください。
月々の利用明細を1回見返すだけで、自分が9200円のラインを超えているかどうかが分かります。申し込み前に確認する価値はあります。
au PAYゴールドカードの評判・口コミ
クレジットカードの比較サイトに集まった口コミでは、15件中10件で星4つ以上の評価がつくなど、満足度自体は高めです。auの通信サービスをまとめて使っている人からは、還元率の高さと空港ラウンジを評価する声が目立ちます。一方で、auサービスをあまり使っていない人からの評価は伸び悩む傾向があり、対象者によって満足度に差が出やすいカードだといえます。
良い評判
良い評判として多いのは、au・UQ mobileの携帯料金やauひかりの支払いで還元率が高くなる点と、国内出張で空港ラウンジを無料利用できる点です。auマネ活プランと組み合わせて最大20%還元になった実例を紹介する投稿も見られます。
気になる評判
気になる評判としては、カスタマーサポートの電話がつながりにくい、オペレーターの対応にばらつきがあるといった指摘があります。auユーザー以外からは、年会費に見合うメリットを感じにくいという声も一定数見られます。
- 良い評判 au/UQ mobile・auひかりの還元率の高さ
- 良い評判 国内空港ラウンジを無料で使える
- 良い評判 auマネ活プランとの組み合わせで還元率が上がる
- 気になる評判 電話サポートがつながりにくいことがある
- 気になる評判 auユーザー以外はメリットを感じにくい
au PAYカードからau PAYゴールドカードへの乗り換え方法
すでにau PAYカードを持っている人は、新規発行ではなく会員サイトからのアップグレード申し込みでau PAYゴールドカードに切り替えられます。切り替えには審査があり、通過するとカード番号が新しくなった状態でゴールドカードが自宅に届きます。通常のau PAYカードを解約してから新規で申し込む必要はありません。
アップグレードの手順
手順はシンプルで、au PAYゴールドカードの案内ページから「ランクアップ申し込み」を選び、au IDとパスワードで会員サイトにログインして手続きします。申し込み後は審査を経て、条件を満たせば新しいカードが発送されます。
- au PAYゴールドカードの案内ページからランクアップ申し込みを選ぶ
- au IDとパスワードで会員サイトにログインする
- 切り替えの審査を受ける
- 審査通過後、新しいカード番号でカードが発送される
切り替え時の注意点
切り替え後はカード番号が変わるため、公共料金やサブスクなど自動引き落としに登録している支払い先を、あらためて新しいカード番号に登録し直す必要があります。KDDIへの支払いは自動で切り替わりますが、それ以外の支払い先は自分で更新しなければなりません。
審査の結果によっては切り替えができない場合があります。通常のau PAYカードを解約する前に、ゴールドカードの発行完了を確認してください。
au PAYゴールドカードはいつ届くか
au PAYカードは申し込みから最短4日程度で発送されるとされています。au PAYゴールドカードは審査項目が増える分、この日数より数日長くかかる可能性があるため、余裕を持って申し込むことをおすすめします。旅行や出張の予定に合わせて申し込むときは、日程に間に合うかどうかを特に注意して確認してください。
申し込みから到着までの目安
審査にかかる時間は申込内容や混雑状況によって変わるため、公式サイトでも明確な到着日数は保証されていません。旅行前など期限がある場合は、カードが必要な日から逆算して余裕を持って申し込むほうが安全です。
発送方法と受け取り方法
カードは本人限定受取郵便または書留で発送されます。本人限定受取郵便の場合は、配達員に運転免許証などの本人確認書類を提示する必要があるため、受け取り予定日は在宅できる日に合わせておくと確実です。
- au PAYカードは申し込みから最短4日程度で発送
- au PAYゴールドカードは審査項目が多く、さらに日数がかかる場合がある
- 発送は本人限定受取郵便または書留
- 受け取り時は本人確認書類の提示が必要になることがある
- 発行状況は会員サイトで確認できる
到着日数の保証は公式にも案内がありません。旅行の予定がある人は、出発日から逆算して早めに申し込んでおくと安心です。
よくある質問
au PAYゴールドカードとau PAYカードの違いは何ですか
最大の違いは年会費と還元率です。au PAYカードは年会費1375円(税込、au・povo・UQ mobile契約者は無料)なのに対し、au PAYゴールドカードは無条件で11000円(税込)かかります。そのかわり、au/UQ mobile料金とauひかり利用料金の還元率が最大10%まで上がり、空港ラウンジや自動付帯の旅行保険といった特典も加わります。auの利用額が多い人ほどゴールドカードの還元差が大きくなります。
au PAYゴールドカードの年会費はいつ請求されますか
年会費11000円(税込)は初年度から発生し、以降は毎年同額が請求されます。具体的な請求日はカードの発行時期や締め日によって会員ごとに異なり、公式サイトでも一律の日付は案内されていません。正確な請求日を知りたい場合は、会員サイトの利用明細やカード裏面の問い合わせ先で確認する必要があります。
au PAYゴールドカードはauユーザーでなくても申し込めますか
申し込み自体はauユーザーでなくても可能です。ただし、au・UQ mobile料金やauひかり利用料金で得られる最大10%の還元は、その回線やサービスを契約していない限り対象になりません。au関連のサービスを使っていない場合、年会費11000円に見合う還元を得るのは難しく、一般的な還元率1%のカードのほうが向いていることが多いです。
au PAYゴールドカードに海外旅行保険は自動で付帯しますか
はい、au PAYゴールドカードの海外旅行あんしん保険は自動付帯で、旅行代金を事前にこのカードで支払わなくても補償の対象になります。通常のau PAYカードの海外旅行保険は旅行代金の事前支払いが条件になる利用付帯のため、この点はゴールドカードならではのメリットです。補償内容の詳細は公式の補償規定で確認できます。
まとめ
au PAYゴールドカードは、年会費11000円(税込)のかわりにau/UQ mobile料金・auひかり利用料金で最大10%(マネ活プラン適用時は12か月限定20%)の還元と、空港ラウンジ、自動付帯の旅行保険が付くカードです。月々のau関連支払いが9200円前後を超えるあたりから、還元額が年会費を上回り始めます。
逆に、au・UQ mobile・auひかりのいずれも契約していない人や、対象支払いが少ない人にとっては、年会費が重荷になりやすいカードでもあります。申し込み前に自分の毎月のau関連支払い額を確認し、通常のau PAYカードとどちらが得か比べてから判断することをおすすめします。
- 年会費は11000円(税込)、au/UQ mobile・auひかり利用料金で最大10%還元
- auマネ活プラン加入時は12か月間限定で最大20%還元
- 国内空港ラウンジと自動付帯の旅行保険が付く
- auユーザー以外や利用額が少ない人には向きにくい
- 迷ったら月々のau関連支払い額を確認してから申し込む
クレジットカード選びに関するほかの記事は、Credit Kingsの記事一覧やトップページからもご覧いただけます。